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Posted by さがファンブログ事務局 at

2010年07月21日

クモヤとは?

茹だるような猛暑の中、自宅でお昼ご飯中、窓の外の駅ホームに見えた珍客に、
思わず家を飛び出し、上有田駅へsweat01

京都からお越しの「クモヤ443系」でしたnote

たま~にこのあたりでも見かける電気検測試験車ですが、443は架線検測、
後方の442は信号検測だったのでは、確か・・・sign02

聞くところによると、国鉄分割民営化後、JR東日本とJR西日本にそれぞれ
1編成ずつ配置されたが、東日本は既に廃止、西日本も京都に1つ残ってるが、
老朽化のため、新型のキヤなんとかに徐々に代わり次第、廃止されるのではsweat01
・・・という話だそうだsweat02
(上有田駅でお会いした「伊万里保線区さん」に教えてもらいましたm(_ _)mnote

そう思うと、目に焼き付けた1コマ1コマも、しっかり記憶に残したいですねweep

通勤通学でも主流になった817系との2ショットも、いつまで見られるかなぁbearing
そういえば、ホームから去り行く後姿も、どこか哀愁が漂っているような・・・sign02
 (これは単なる思い込みですなsweat01

SLだってブルートレインだって、当たり前のように、この上有田駅のホームでの
雄姿を「かっこいいheart02」って、見ていた幼少期から、わずか30~40年・・・bicyclesweat01

しかしなんで、日本人は、無くなってからのモノを、こうも愛おしく思うんだろうsign02
・・・今あるモノを、今ある時に、大事に思っていたいものですね~heart02・・・sweat01  

Posted by 聡窯 辻 at 17:28Comments(4)鉄ちゃんネタ

2010年07月19日

The 神奈川沖浪裏!

ご披露する機会を、長々と引っ張ってしまって、すみませんでしたが、
ようやく本日、ブログにて、その全貌sign02を初披露させていただきますnote
 (関連記事:「富嶽三十六景に挑む!」「完成!神奈川沖浪裏」

葛飾北斎版画で有名な、富嶽三十六景より「神奈川沖浪裏」smilescissors

制作しようと決めてから約2年、校正&制作にも約半年・・・sweat01

約6号サイズの陶板を4枚使用して、100cmの衝立に仕上げましたheart02

ドキドキの個展初披露は・・・sign02

こうして、横浜高島屋美術画廊のウインドウに会期中展示され・・・

ホントに多くの方々の目に止めて頂き、びっくりするくらいの反響を頂きましたsmile
ご来場の皆様、誠にありがとうございましたheart04

北斎画とは一味変わった、白磁の「白」と呉須の「青」のコントラスト鮮やかな
独自の線刻技法を加えた、辻聡彦色の一品と認めて頂いたのかなぁnote
・・・なんて、手ごたえを感じた次第ですheart02  

Posted by 聡窯 辻 at 18:07Comments(0)辻聡彦作品

2010年07月18日

横浜高島屋個展(2)

再び、横浜高島屋美術画廊での個展の話題に・・・sweat01

今回の作陶展では、今まで様々な色合いでのグラーデーションを、新作を
作るごとに変化させてきましたが、有田焼の原点である、白磁の「白」と
呉須の「青」を、もう一度、見つめなおしてみようnote、という思いからの構成にsign03

格式のあるウインドウにも、横浜ベイサイドの陶額や、線刻の陰影のみで
表現した白磁線刻花器など、白と青を全面に押し出しての、展示にsmile

今回の現代工芸美術九州会展での最高賞(青木龍山賞)にちなんでの
姉妹作品も、受賞関連の新聞記事とともに紹介heart02
多くの方々に足を止めて、記事もしっかり読んで頂いてたようで、
初夏の雰囲気が広がる会場になったかなsign02

フィレンツェをモチーフにした「大聖堂」、横浜の風景を描いたの各珈琲碗は、
新作の中でも特に、人気の高い作品になりましたscissors

表の2つのウインドウのひとつには、白と青を象徴するかのような陶額
「ナイアガラ・フォールズ」sign03

早速、お客様宅の壁面を飾る事になりまして、喜ばしい限りですnote

もうひとつのウインドウには、今回の目玉、富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が
飾られたわけですが、その話はまた次回sign01
 (もったいぶった格好になってしまって、すみませんm(_ _)msweat01)  

Posted by 聡窯 辻 at 18:16Comments(2)個展・美術展

2010年07月17日

直美さんとご対面

横浜高島屋の個展を振り返っている最中ですが、ちょっと遅くなった母の日にsign01
と、今日は佐賀市文化会館へ、松竹特別公演「清と直美」を、母を連れて観に
行きましたので、その話題をsign03

そもそも、私がいつもお世話になっている大阪の某料理店で使って頂いている
私の作品「あさがお鉢」がありまして、この店でこの器をリクエストして、いつも
楽しみに食べていらっしゃる常連の方が「藤山直美さん」でして・・・note

そんな店の大将&女将さんとのご縁の中で、藤山直美さんを紹介して頂き、
それから器を送ったり、グッズやサイン入りポスターを送って頂いたり・・・heart02

そんな中の佐賀公演note
私の作品を気に入って使って頂いているのに、お芝居もまだ生で見た事が
ないでは話にならないsweat01・・・と、昨年自分の名前入りのサインを頂いて
とても感激していた母を連れて、観に行かせて頂いたわけだscissors

前川清さんとの一部の舞台「気になる二人」、二部の「歌謡ショー」という構成で、
会場の観客の中ではたぶん、私が一番若かったかもしれないが、正直感動heart02

実は、終わった後に、「楽屋にどうぞnote」と言って頂いてたので、公演の間にも
松竹芸能の方と話してたりして、どこかソワソワcoldsweats01

でもしっかり楽しみましたよheart02
前川清さんも歌はもちろん、トークもお芝居も面白く、藤山直美さんはさすが
喜劇役者sign03お芝居は「さすがsign01」の言葉しか見つかりませんが、歌唱力がまた
上手いっすね~note 清&直美デゥエット「Love Songが聴こえない」の熱唱は、
うっとり聴き惚れてしまいました・・・heart02

・・・で、肝心な楽屋訪問ですが、公演後、松竹スタッフの方の案内で楽屋にsweat01
お疲れの時にも関わらず、変わらぬ笑顔で、とても丁寧な対応をして頂いた事に
感謝smile
「器いつも愛用してますnote」と、言って頂いたのは嬉しかったなぁ~heart02
また、私の気に入った作品をお渡ししてきちゃいましたsweat01
前川清さんには、うち(聡窯)のストラップnote
・・・ちょっとグッズみたいで失礼だったかなcoldsweats01

ただ、夜の公演を控えてらっしゃるのに加え、リラックスされた楽屋服sign02の服装
だったので、記念に「母と一緒に写真camerasign03」とも思ったが、遠慮した次第ですsweat02
(それで記事に添える写真が、ポスターに摩り替わっているわけなのです・・・sweat01
楽屋手ぬぐいを頂いて帰ってきましたが、今日は少しは親孝行できたかなsign02

藤山直美さん、前川清さん、全国ツアーが続くので、どうか身体に気をつけて
頑張ってくださいsmile
・・・大阪のお店でまたお会いできるのを楽しみにしてますsmilepaper  

Posted by 聡窯 辻 at 19:44Comments(0)行ってきました

2010年07月16日

横浜高島屋個展(1)

7月4日の「最高賞!龍山賞!」以来、実に12日ぶりのブログ更新となって
しまいましたが、別に横浜出張にPCpc忘れたわけではなかったのですが、
横浜滞在中、昼夜忙しくしておりまして(聞こえはいいがbottleも連夜で・・・sweat01)、
更新する暇がなく、大変失礼しましたm(_ _)m
郷里有田に帰ってきましたので、今日からまたボチボチ色んな話題をご提供
できればと、思っておりますsmile

まずは、今回の現代工芸美術九州会展「最高賞(青木龍山賞)受賞」に際し、
当ブログへのコメント、その他個別にも、お祝いの電話、メール、ご挨拶・・・、
他方面の方々から、多くのお言葉を頂きまして、心より御礼申し上げますsign03
誠にありがとうございましたsign03
これからも、作陶生活、一生懸命頑張りますので、ご指導、応援の程、よろしく
お願いしますm(_ _)m

前置きが長くなりましたが、ブログを怠けている間、横浜に滞在しておりまして、
7月7日(水)~13日(水)、横浜高島屋7階の美術画廊において、
~白と青・線刻の世界~ 辻聡彦作陶展が開催され、
期間中、大変多くの方々にご高覧いただく事ができましたnote

会場入口には、個展のお祝いにと、以前よりご厚情頂いております、女優の
蜷川有紀さんから、私の作品に合わせて頂いたような、初夏のカラーの
ライラック等のお花を頂き、会場をより明るく華やかに演出して頂きましたheart02
ありがとうございましたm(_ _)m

(蜷川有紀さんは、数々の舞台にご出演の他、先日は東京&大阪での絵画展、
 「薔薇めくとき」を開催されるなど、ご活躍ですscissors 「蜷川有紀公式サイト」

さすが歴史ある高島屋美術画廊の趣き、会場がよければ作品も引き立ちますnote

今回展は2年ぶりの開催、私の特徴である「線刻」を生かした花器、陶額の他、
水指や香炉、食器や小物などの約100点を展示sign01

この前から制作過程をお伝えしていた、「富嶽三十六景」の陶額も無事会場に
並べる事ができましたheart02

・・・別の話題で話がちょっと長くなりました・・・sweat01
そのへんの話題は、また次回お伝えしたいと思いますsmilepaper  

Posted by 聡窯 辻 at 17:19Comments(0)個展・美術展

2010年07月04日

最高賞!龍山賞!

私にとって、思いがけない朗報が、この週末に飛び込んできましたsmilenote
今日(7月4日)から、有田町の佐賀県立九州陶磁文化館で開催されている、
第25回現代工芸美術九州会展で、私の出品作が、なんとなんと
最高賞である、「青木龍山賞」を受賞してしまったのだhappy02

 (予期せぬ吉報に、顔が若干引きつる辻聡彦氏・・・sweat01

その表彰式が今日行なわれ、横浜出張に持って行くはずだったスーツを、
慌てて取り出し、会場に行くと、本人の戸惑いとは裏腹に、テレビや新聞の
取材が多く来て頂いていて、改めて現代工芸美術の知名度&関心度の高さや、
大賞の名前にある、(故)青木龍山先生の偉大さをつくづく感じる日になったcoldsweats02

既に、先程(夕方5時半~)のSTSサガテレビtvのニュースに、表彰式や会場の
様子が流れてから、友人&知人から、たくさんのお祝い電話telephoneや、メールmailto
頂き、段々、この賞の重みっちゅうやつを、感じております・・・coldsweats02

作品はsign02というと、改めて長々と説明する必要もないと思いますが、
ストレートにいうと、風がテーマなだけに、目に見えない一人ひとりの主観や
受け取り方が、当然違いますので、私が感じた自然の雄大さを、自分の感性を
信じて、作品にぶつけたsign03  ・・・という、なんとも作家やソングライター気取りの
ような、意味不明な説明しかできませんsweat01

(表彰式でも、多くのカメラmovieに囲まれ、ひきつった顔の辻聡彦氏・・・sad

今日の西日本新聞に掲載されていますが、作品の詳しい解説や、辻聡彦とは
どういう人物なのかsign02、なんて事に興味がある方は、今回やはり取材を受けた
佐賀新聞社さんが、たぶんうまく文章をまとめてくれると思うので、7日(水)の
佐賀新聞・文化欄をご覧いただければ、ありがたいですsmilescissors

ともあれ、長い一日に、やっと自分の時間を向かえましたが、せっかくの機会、
期間中、多くの方に、ご来場頂きたいものですsmile

現代工芸美術九州会展は、九州一円から集まった現代工芸作家70名以上が、
陶磁器、染織、人形、彫金などのジャンルで競い合う、大変注目ある展示会sign03
佐賀県立九州陶磁文化館で、7月11日(日)までsign03  

Posted by 聡窯 辻 at 19:37Comments(13)個展・美術展

2010年07月03日

完成!神奈川沖浪裏

ついに、葛飾北斎の名作、富嶽三十六景の代表作である
「神奈川沖浪裏」が、昨日、完成に至りましたscissorsscissorsscissors

早く全貌をお見せしたいのは山々なのですが、来たる7月7日(水)からの
横浜高島屋美術画廊での「辻聡彦作陶展」~白と青・線刻の世界~
で、初お披露目という事を、予告させて頂いていましたので、個展が開幕した後に
公開させて頂きたいと思いますsign03 どうぞご了承くださいm(_ _)m

・・・とは言っても、全くお見せしないわけにもいかないので、一部の画像と
最終仕上げの様子を、ちょっとだけ・・・sweat01

辻聡彦スタイルである「線刻」を生かすため、半渇きの生地での彫りを行なって
(線刻の参照記事:「富嶽三十六景に挑む!」)乾燥、素焼の後、呉須での強弱
を、以前、作品にした、陶額「ナイアガラ・フォールズ」をイメージしながら、
グラデーションを駆使して彩色を行なったsmile

北斎作品の原版の色を、極力再現したかったので、コバルト、墨呉須、朱呉須
などを、現在の自分の腕で可能な限り、ぼかしやコントラストを使ったconfident

・・・おっと、くどい説明と詳しい画像は、ここまでにしまして、作品にするための
最終貼り付けですが、陶磁器用の強力接着剤を使い、慎重にかつ敏速に、
今回用に、特別に発注した板に置いていきますsweat01

無事に今日梱包、そして横浜へと発送できましたnote
すみません、今日はここまでpaper

高島屋個展での皆様の反応が、楽しみでもあり、不安でもあり・・・coldsweats01  

Posted by 聡窯 辻 at 17:10Comments(4)作陶日記