2010年09月29日
三越展に感謝!
福岡三越9F美術画廊で開催していました「辻聡彦作陶展」が、昨日28日(火)に終了しました!

会期中に本当に多くの方にご来場頂き、また私の予想を大きく超える作品に対しての反響があり、私の作品たちも、色んな所にお嫁に行く事になりました。
心より、感謝申し上げます!

今回の作品のテーマ「白と青・線刻の世界」は、今までやってきた色んな新しい色合いを、少し整理しながら、もう一度、有田磁器の美しい「白」と、濃淡で深みを持つ「青」を最大限生かしながら、独自の線刻表現やその風景から感じる世界観、自分らしさを出せるテーマの個展にしたい!・・・

・・・と思っていたので、新聞各社さんの取材を通しての感想や、ご来場の方からのご意見、ご感想の中でも、私が表現したかった作品、会場の展示や雰囲気にも、ピッタリとリンクしたのかな?、って思ったりして、少し自信になりました!

今回の目玉?でもあった代表作の大鉢「風そよぐ」(日本現代工芸美術展本会員出品作)の大作も、すごく気に入って頂いたお客様の元にお邪魔する事になりまして、喜ばしい限りです!

福岡や九州各地をテーマにした陶額や、これもご当地?福岡の街並み珈琲碗やフィレンツェ風のマグ、食器等にも関心が多く集まり、

感謝、感謝の一週間でした。
ご高覧の皆様、本当に有難うございましたm(_ _)m

ちなみに、後半は三越フランスフェアに加え、ソフトバンクホークスの優勝セールで、さらに大変な賑わいでしたよ・・・(汗)

会期中に本当に多くの方にご来場頂き、また私の予想を大きく超える作品に対しての反響があり、私の作品たちも、色んな所にお嫁に行く事になりました。
心より、感謝申し上げます!

今回の作品のテーマ「白と青・線刻の世界」は、今までやってきた色んな新しい色合いを、少し整理しながら、もう一度、有田磁器の美しい「白」と、濃淡で深みを持つ「青」を最大限生かしながら、独自の線刻表現やその風景から感じる世界観、自分らしさを出せるテーマの個展にしたい!・・・

・・・と思っていたので、新聞各社さんの取材を通しての感想や、ご来場の方からのご意見、ご感想の中でも、私が表現したかった作品、会場の展示や雰囲気にも、ピッタリとリンクしたのかな?、って思ったりして、少し自信になりました!

今回の目玉?でもあった代表作の大鉢「風そよぐ」(日本現代工芸美術展本会員出品作)の大作も、すごく気に入って頂いたお客様の元にお邪魔する事になりまして、喜ばしい限りです!

福岡や九州各地をテーマにした陶額や、これもご当地?福岡の街並み珈琲碗やフィレンツェ風のマグ、食器等にも関心が多く集まり、

感謝、感謝の一週間でした。
ご高覧の皆様、本当に有難うございましたm(_ _)m

ちなみに、後半は三越フランスフェアに加え、ソフトバンクホークスの優勝セールで、さらに大変な賑わいでしたよ・・・(汗)
2010年09月25日
福岡三越個展
ブログでの更新が大変遅れましたが、22日(水)より福岡三越の9F美術画廊にて、~白と青・線刻の世界~「辻聡彦作陶展」が開催されております!

度々お知らせしたり、新聞の文化欄にも取り上げて頂いていますが、今回のテーマは、有田焼の原点である白磁の「白」と呉須を中心とした染付の「青」!

かつて「聡窯」先々代の辻一堂が手掛けた尺皿、モチーフである葛飾北斎「富嶽三十六景」を、自分の持ち味である「白と青」、それに「線刻」で挑戦した陶板の衝立や、私の近年の代表作、日本現代工芸美術展本会員出品作の大鉢「風そよぐ」をはじめとする花器、陶額、水指、香炉、食器などの小物に至るまで、約100点を展示!

ガラス張りの広いエントランス脇に展示された陶額や花器に興味持って頂き中に入って観覧される方も多く、初日から私の予想を超える反響と多くの関心があり、大変嬉しい次第です・・・

美術画廊の会場隣りでは、三越「フランスフェア」も開催されており、そちらのウインドウには、フランスの風景を描いた陶額も・・・

ロクロと人生の師匠でもある、重要無形文化財保持者「井上萬二」先生から頂いたお花を飾らせて頂いたお陰で、より会場がパッと、明るくなりましたm(_ _)m
辻聡彦作陶展は、福岡三越9F美術画廊で28日(火)まで!
この機会に是非、ご高覧頂ければ幸いです。

度々お知らせしたり、新聞の文化欄にも取り上げて頂いていますが、今回のテーマは、有田焼の原点である白磁の「白」と呉須を中心とした染付の「青」!

かつて「聡窯」先々代の辻一堂が手掛けた尺皿、モチーフである葛飾北斎「富嶽三十六景」を、自分の持ち味である「白と青」、それに「線刻」で挑戦した陶板の衝立や、私の近年の代表作、日本現代工芸美術展本会員出品作の大鉢「風そよぐ」をはじめとする花器、陶額、水指、香炉、食器などの小物に至るまで、約100点を展示!

ガラス張りの広いエントランス脇に展示された陶額や花器に興味持って頂き中に入って観覧される方も多く、初日から私の予想を超える反響と多くの関心があり、大変嬉しい次第です・・・

美術画廊の会場隣りでは、三越「フランスフェア」も開催されており、そちらのウインドウには、フランスの風景を描いた陶額も・・・

ロクロと人生の師匠でもある、重要無形文化財保持者「井上萬二」先生から頂いたお花を飾らせて頂いたお陰で、より会場がパッと、明るくなりましたm(_ _)m
辻聡彦作陶展は、福岡三越9F美術画廊で28日(火)まで!
この機会に是非、ご高覧頂ければ幸いです。
2010年09月20日
龍門峡の鯉
うちうちの話ですが、聡窯先代の陶芸家でもあった、故)辻毅彦の7回忌法要を今日行ないまして、川崎や佐賀市にいる叔母らを招いて、食事にでも・・・

やってきましたのは、有田龍門峡にある、創作川魚料理の料亭「龍泉荘」さんで、鯉のあらいなどで舌鼓・・・

よくお客様の接待や、地元の陶芸協会の集会などでも使わせてもらってますが、何度食べても飽きないっすね~!
川魚特有の臭みも全くなく、シコシコとした歯ざわりが美味!
特製ぬた(辛酢味噌)との相性がいいんでしょうな~

コースで出てくる「鯉の餡かけ」も、楽しみのひとつ!
こちらは中華風!
パリパリと香ばしい皮が甘酸っぱいあんに絡まって、いいですね~
もちろん鯉こくに、ユッケ風鯉の珍味など・・・
お昼から腹一杯です・・・(汗)
今夜はお茶漬けだけでいいな~
(ご紹介)
ここは離れで風情がありゆったりできるし、ホタルの季節は特に人気ですよ!
「龍泉荘」さんは、さがんブロガーさんでもお店の話題など紹介されてます。
(龍泉荘 二代目へと続く道)

やってきましたのは、有田龍門峡にある、創作川魚料理の料亭「龍泉荘」さんで、鯉のあらいなどで舌鼓・・・

よくお客様の接待や、地元の陶芸協会の集会などでも使わせてもらってますが、何度食べても飽きないっすね~!
川魚特有の臭みも全くなく、シコシコとした歯ざわりが美味!
特製ぬた(辛酢味噌)との相性がいいんでしょうな~

コースで出てくる「鯉の餡かけ」も、楽しみのひとつ!
こちらは中華風!
パリパリと香ばしい皮が甘酸っぱいあんに絡まって、いいですね~
もちろん鯉こくに、ユッケ風鯉の珍味など・・・
お昼から腹一杯です・・・(汗)
今夜はお茶漬けだけでいいな~
(ご紹介)
ここは離れで風情がありゆったりできるし、ホタルの季節は特に人気ですよ!
「龍泉荘」さんは、さがんブロガーさんでもお店の話題など紹介されてます。
(龍泉荘 二代目へと続く道)
2010年09月19日
佐賀新聞に紹介!
9月18日(土)付の、佐賀新聞(文化欄)に、22日からの福岡三越での「辻聡彦作陶展」の記事が、紹介されましたので、写真をブログに転記させて頂きました。

「線刻」独自の世界・・・
・・・として、同展に出品する「富嶽三十六景」陶板などの制作秘話などについてを、詳細に紹介して頂いているので、佐賀新聞でお見逃しの方は、佐賀新聞情報コミュニティ「ひびの」くらしの情報の「辻聡彦さんの作陶展・・・」でもご覧ください。
福岡三越9F美術画廊での「辻聡彦作陶展」は、
9月22日(水)~28日(火)まで!
「線刻」独自の世界・・・
・・・として、同展に出品する「富嶽三十六景」陶板などの制作秘話などについてを、詳細に紹介して頂いているので、佐賀新聞でお見逃しの方は、佐賀新聞情報コミュニティ「ひびの」くらしの情報の「辻聡彦さんの作陶展・・・」でもご覧ください。
福岡三越9F美術画廊での「辻聡彦作陶展」は、
9月22日(水)~28日(火)まで!
2010年09月17日
赤絵窯で総仕上げ
福岡三越美術画廊での作陶展が、いよいよ来週(22日)からに迫る今週、その事前準備などで福岡と有田を行ったり来たり・・・(汗)
そんな事もあり、恒例のブログさぼり癖が付きそうですが、ぼちぼちっ!なペースでやっていきますんで、よろしくお願いします!
今日は、その個展に出品する準備の中、作業中の数点残る作品に「赤絵付け」の作業です!

(「聡窯」工房の赤絵座、初披露です!雑然としてますね・・・汗)
赤絵付けの専用の部屋(赤絵座)に、こもりっきりの一日!
ズラリと並んだ新作陶板などの作品の数々・・・

慌しい中、なんとか絵付けを済ませ、今夜の窯積め作業を経て、明日までの約30時間の窯炊きに入ります!
素焼&本焼と、2つの窯を無事通り抜けてきたとはいえ、最後の工程までもうひと踏ん張り!
綺麗な色合いに焼きあがって、無事皆さんの前でお披露目できますように・・・
<お知らせ>
「辻聡彦作陶展」 ~白と青・線刻の世界~ 福岡三越 9F美術画廊
9月22日(水)~28日(火) 10:00~20:00(最終日は17:00まで)
そんな事もあり、恒例のブログさぼり癖が付きそうですが、ぼちぼちっ!なペースでやっていきますんで、よろしくお願いします!
今日は、その個展に出品する準備の中、作業中の数点残る作品に「赤絵付け」の作業です!

(「聡窯」工房の赤絵座、初披露です!雑然としてますね・・・汗)
赤絵付けの専用の部屋(赤絵座)に、こもりっきりの一日!
ズラリと並んだ新作陶板などの作品の数々・・・

慌しい中、なんとか絵付けを済ませ、今夜の窯積め作業を経て、明日までの約30時間の窯炊きに入ります!
素焼&本焼と、2つの窯を無事通り抜けてきたとはいえ、最後の工程までもうひと踏ん張り!
綺麗な色合いに焼きあがって、無事皆さんの前でお披露目できますように・・・
<お知らせ>
「辻聡彦作陶展」 ~白と青・線刻の世界~ 福岡三越 9F美術画廊
9月22日(水)~28日(火) 10:00~20:00(最終日は17:00まで)
2010年09月12日
駅前商店を作る(2)
先週、つい思いつきで始めてしまった上有田駅前にある商店作りの続き・・・
(前回の参照記事:「駅前商店を作る(1)」)
個展前の窯ラッシュの中、今日は、赤絵窯を炊きながらの作業です・・・(汗)

前回は外壁の組み立てまで作っておりましたが、それから1週間ほったらかしの後、やっと着色です!

まずは、後々内側にLEDでも仕込んでもいいように、内壁を黒く着色します。
(これで壁からの光漏れを防ぎます。アルミホイルでもいいんですが。)
外壁は、実在の店に忠実に・・・とはいきませんが、なるべく似た色を選びながら、丁寧に塗りました!

窓枠のアルミサッシの取り付け(1mmプラ板を棒状に切って使用)は、かなりめんどくさいんですが、この作業をするとしないでは、出来上がりのリアル感が雲泥に違ってきますからね・・・

奥行きが不十分だったので、右奥の別棟も増築です・・・
屋根瓦は、お馴染みのグリーンマックス瓦板を使用して加工・・・

どうです? だいぶ本物に近くなってきました・・・(嬉しいなぁ~)

ここまで来たら、もう少し細部まで表現した上で、ウェザリング(汚し)まで施してみようと思っています・・・(汗)
続きは、またそのうち・・・
←ポチッとクリックをばお願いします・・・m(_ _)m
(前回の参照記事:「駅前商店を作る(1)」)
個展前の窯ラッシュの中、今日は、赤絵窯を炊きながらの作業です・・・(汗)

前回は外壁の組み立てまで作っておりましたが、それから1週間ほったらかしの後、やっと着色です!

まずは、後々内側にLEDでも仕込んでもいいように、内壁を黒く着色します。
(これで壁からの光漏れを防ぎます。アルミホイルでもいいんですが。)
外壁は、実在の店に忠実に・・・とはいきませんが、なるべく似た色を選びながら、丁寧に塗りました!

窓枠のアルミサッシの取り付け(1mmプラ板を棒状に切って使用)は、かなりめんどくさいんですが、この作業をするとしないでは、出来上がりのリアル感が雲泥に違ってきますからね・・・

奥行きが不十分だったので、右奥の別棟も増築です・・・
屋根瓦は、お馴染みのグリーンマックス瓦板を使用して加工・・・

どうです? だいぶ本物に近くなってきました・・・(嬉しいなぁ~)

ここまで来たら、もう少し細部まで表現した上で、ウェザリング(汚し)まで施してみようと思っています・・・(汗)
続きは、またそのうち・・・

2010年09月09日
いよいよ佳境!
台風の後、少しは暑さが和らぐかな?・・・なんて思ってたけど、やっぱ残暑厳しいですね~
そんな中、今日は大作の制作過程も、いよいよ佳境に入ってきました!

以前、線刻の作業風景を描きましたが、その特注陶板壁画の染付です!
(参照記事:「陶板壁画に挑む」)
この夏は、乾燥が早くなるので、逆にじっくりしっかり遅らせながら乾燥させるのに、一番神経を使いました・・・(汗)
ご覧の通り、染付段階のため、焼き上がりがイマイチわかりにくいかもしれませんが、久々の複数枚組の大作のため、パーツごとに分けたり、また、画面が広いので、組み合わせながら吹き付けは、コンプレッサーを使いながら、グラデーションを出していきます!

暑い中、屋外での作業で一番神経使うのは、集中力を欠く事なくするのはもちろんですが、一滴でも汗を落とさないに気をつけますね~
作品を台無しにする事だってありえるのですから・・・

筆使いも時には繊細に、時には大胆に・・・
個人依頼の作品のため、なかなか全貌を明らかにできませんが、熊本城の下に広がる城下町の雰囲気が出てきたでしょうか?
今回はかなり、劇画タッチに仕上げておりますが・・・(汗)
そんな中、今日は大作の制作過程も、いよいよ佳境に入ってきました!

以前、線刻の作業風景を描きましたが、その特注陶板壁画の染付です!
(参照記事:「陶板壁画に挑む」)
この夏は、乾燥が早くなるので、逆にじっくりしっかり遅らせながら乾燥させるのに、一番神経を使いました・・・(汗)
ご覧の通り、染付段階のため、焼き上がりがイマイチわかりにくいかもしれませんが、久々の複数枚組の大作のため、パーツごとに分けたり、また、画面が広いので、組み合わせながら吹き付けは、コンプレッサーを使いながら、グラデーションを出していきます!

暑い中、屋外での作業で一番神経使うのは、集中力を欠く事なくするのはもちろんですが、一滴でも汗を落とさないに気をつけますね~
作品を台無しにする事だってありえるのですから・・・

筆使いも時には繊細に、時には大胆に・・・
個人依頼の作品のため、なかなか全貌を明らかにできませんが、熊本城の下に広がる城下町の雰囲気が出てきたでしょうか?
今回はかなり、劇画タッチに仕上げておりますが・・・(汗)