2009年03月12日
作陶展案内
大分トキハでの案内状が出来上がったので、そのご紹介を!

~白と青・線刻の世界~
辻聡彦作陶展
期日:
3月26日(木)~4月1日(水)
(最終日は16:30まで)
場所:
トキハ本店 7階 美術画廊
〒870-8688
大分市府内町2-1-4
097-538-1111(代表)
有田磁器をキャンバスに、独自の表現方法で作陶されている辻聡彦氏。
陶芸界でも異色の「線刻技法」は、土のめくれの強弱で、立体感と奥行きを
生み出します。
3年ぶりとなる今展のテーマは、欧州の街並みや、日本の風景を題材にした
「白と青の世界」。
氏の原点である白磁と呉須による、独特の世界を是非ご高覧ください。
<辻聡彦>
・日展会友 ・日本現代工芸美術家協会本会員
(以上、辻聡彦作陶展・御挨拶文より)
辻聡彦作陶展を含め、トキハ本店の3月催物は「トキハオンライン」
(注意:このページは4月以降、別の催物案内に更新されます)
期間中、私(辻聡彦)も会場に滞在しております
大分にご用事の際は、是非お立ち寄りください!

~白と青・線刻の世界~
辻聡彦作陶展
期日:
3月26日(木)~4月1日(水)
(最終日は16:30まで)
場所:
トキハ本店 7階 美術画廊
〒870-8688
大分市府内町2-1-4
097-538-1111(代表)
有田磁器をキャンバスに、独自の表現方法で作陶されている辻聡彦氏。
陶芸界でも異色の「線刻技法」は、土のめくれの強弱で、立体感と奥行きを
生み出します。
3年ぶりとなる今展のテーマは、欧州の街並みや、日本の風景を題材にした
「白と青の世界」。
氏の原点である白磁と呉須による、独特の世界を是非ご高覧ください。
<辻聡彦>
・日展会友 ・日本現代工芸美術家協会本会員
(以上、辻聡彦作陶展・御挨拶文より)
辻聡彦作陶展を含め、トキハ本店の3月催物は「トキハオンライン」
(注意:このページは4月以降、別の催物案内に更新されます)
期間中、私(辻聡彦)も会場に滞在しております

大分にご用事の際は、是非お立ち寄りください!

2009年03月11日
あ~、ネコの手も借りたい・・・
こんな連日、天気がいいのに、家の中でゲームかよ~
こっちは連日、忙しいのに、毎日ひとりだけ昼寝かよ~

見よ!
「何か用~?」 とでも言いたげな、この態度!
「あ~、ネコの手も借りたい~!!」
少しは、運動しろーーー!
・・・って、今度は大好きなプチプチかよ~

夕方には、ほ~ら、言わんこっちゃないーー!
「おかあさーん!
玄関先に毛玉はいてるよーーー!」
以上、提供する話題がない日のブログ更新でした・・・

こっちは連日、忙しいのに、毎日ひとりだけ昼寝かよ~


見よ!
「何か用~?」 とでも言いたげな、この態度!
「あ~、ネコの手も借りたい~!!」
少しは、運動しろーーー!
・・・って、今度は大好きなプチプチかよ~


夕方には、ほ~ら、言わんこっちゃないーー!
「おかあさーん!
玄関先に毛玉はいてるよーーー!」
以上、提供する話題がない日のブログ更新でした・・・

2009年03月10日
汗だくで腰フラフラ・・・
先日、現代工芸の勉強会の話を書きましたが、
今日は、その作品を美術展公募(日本現代工芸美術展)に発送すべく、
梱包作業です。
もちろん、今日も天気が良いので、作業も屋外でポカポカ気分
・・・と思ったのは、最初の30分だけ!
約2時間、デッカイ荷物?と格闘して汗だく
・・・
やっと、作品のふたまわりくらいデッカイ荷物が出来ました。

(↑この木枠の箱、20年以上、東京との往復を繰り返してますから、この通り)
汗だくになったのに加え、最近の運動不足も手伝って、腰がフラフラ・・・
そういえば、朝から肩やフクロハギが、どうも・・・?って、
この痛みは、日曜日に息子と、マジ投げのキャッチボールをしたせいか・・・
(どうも、現代の医学によると、筋肉痛は翌々日に来るらしい・・・)
夕方、陽が沈んでからすればよかった・・・
っていうか、暖ったかくなってもきたし、少し走ろう
(運動)かな?
(また得意の三日坊主になるんじゃないの~?・・・と妻の声
)
ともあれ、また想いがつまった私の新しい分身(作品)が出来ました。
どうぞ、無事に東京まで、いってらっっしゃい!
(作品をここで披露するのは、東京で展示が決まってからにします・・・
)
今日は、その作品を美術展公募(日本現代工芸美術展)に発送すべく、
梱包作業です。
もちろん、今日も天気が良いので、作業も屋外でポカポカ気分

・・・と思ったのは、最初の30分だけ!
約2時間、デッカイ荷物?と格闘して汗だく

やっと、作品のふたまわりくらいデッカイ荷物が出来ました。
(↑この木枠の箱、20年以上、東京との往復を繰り返してますから、この通り)
汗だくになったのに加え、最近の運動不足も手伝って、腰がフラフラ・・・
そういえば、朝から肩やフクロハギが、どうも・・・?って、
この痛みは、日曜日に息子と、マジ投げのキャッチボールをしたせいか・・・

(どうも、現代の医学によると、筋肉痛は翌々日に来るらしい・・・)
夕方、陽が沈んでからすればよかった・・・

っていうか、暖ったかくなってもきたし、少し走ろう

(また得意の三日坊主になるんじゃないの~?・・・と妻の声

ともあれ、また想いがつまった私の新しい分身(作品)が出来ました。
どうぞ、無事に東京まで、いってらっっしゃい!

(作品をここで披露するのは、東京で展示が決まってからにします・・・

2009年03月08日
春うらら!
青空が気持ちいいですね~!
こんな日に、家にいては、もったいない!!!
我が家の庭の梅の花は、早くも満開を過ぎ、
散り始めております。

あまりの春の陽気に、今日は梅の木の見える屋外(工房駐車場)で
有田陶器市に使おうと思っている、展示用の台を作っております
気持ちいいーーーー!!!
時折、そよそよと流れる春の風で、舞う梅の花びらが、
作業中の木材の上に落ちて、なんか、それだけで、
のどかな日曜の昼下がり!って感じがします!
(なんか、うまく表現できていないけど・・・
)

笹井宏之さんのように、詩を作る才能は、私にはないけれど、
この心地よい感じを、誰かに伝えたくて、今、休憩中にこれを書いています。
少しは、この感じ、伝わりますか~?
人で賑わう有田陶器市の前の、3月4月頃の有田も、私はけっこう好きです
ゆっくりと時間が流れてるなあ!って感じがします!
さ、夕方まで、も少し、作業をしながら、
今日の春の陽気
を楽しみますか~
こんな日に、家にいては、もったいない!!!
我が家の庭の梅の花は、早くも満開を過ぎ、
散り始めております。

あまりの春の陽気に、今日は梅の木の見える屋外(工房駐車場)で
有田陶器市に使おうと思っている、展示用の台を作っております

気持ちいいーーーー!!!
時折、そよそよと流れる春の風で、舞う梅の花びらが、
作業中の木材の上に落ちて、なんか、それだけで、
のどかな日曜の昼下がり!って感じがします!
(なんか、うまく表現できていないけど・・・


笹井宏之さんのように、詩を作る才能は、私にはないけれど、
この心地よい感じを、誰かに伝えたくて、今、休憩中にこれを書いています。
少しは、この感じ、伝わりますか~?
人で賑わう有田陶器市の前の、3月4月頃の有田も、私はけっこう好きです

ゆっくりと時間が流れてるなあ!って感じがします!
さ、夕方まで、も少し、作業をしながら、
今日の春の陽気


2009年03月07日
せっせと小鉢を作る!
5月までの納期で、小鉢の注文が700枚入った
この不景気なご時勢に、大変ありがたい話ですが、
春から、個展、陶器市、と続く中で、ハードなスケジュールで
こなさなければ、いけないので、少し気持ちに余裕がなくなってきた!

制作しているのは、昨年、九州山口陶磁展の産業部門で、
読売新聞社賞を頂いた、染付鉢「風遊ぶ」の小鉢です。
もちろん1枚1枚全て、ロクロ成形、線刻、素焼のあとの絵付け、と
これからも色んな工程が待っている。
お蔭でロクロは、以前、
私のロクロの師匠でもある、名工井上萬二先生(重要無形文化財保持者)
のもと、2年間、基本を徹底的に叩き込んで頂いたのもあって、
なんとか自信だけは付いた!

「初心忘れるべからず!」の精神を胸に、やっています
線刻に関しては、父の影響もあり、自分(辻聡彦)オリジナルが
出来つつあるかな、って思えるようになりました。

こうやって、半乾き時に、製図道具を使って、フリーハンドの曲線を
生かすように、心掛けています。 1枚1枚に想いを乗せて・・・
これからまた、もう一段階、ギアを上げて、頑張ります!!!

この不景気なご時勢に、大変ありがたい話ですが、
春から、個展、陶器市、と続く中で、ハードなスケジュールで
こなさなければ、いけないので、少し気持ちに余裕がなくなってきた!

制作しているのは、昨年、九州山口陶磁展の産業部門で、
読売新聞社賞を頂いた、染付鉢「風遊ぶ」の小鉢です。
もちろん1枚1枚全て、ロクロ成形、線刻、素焼のあとの絵付け、と
これからも色んな工程が待っている。
お蔭でロクロは、以前、
私のロクロの師匠でもある、名工井上萬二先生(重要無形文化財保持者)
のもと、2年間、基本を徹底的に叩き込んで頂いたのもあって、
なんとか自信だけは付いた!

「初心忘れるべからず!」の精神を胸に、やっています

線刻に関しては、父の影響もあり、自分(辻聡彦)オリジナルが
出来つつあるかな、って思えるようになりました。

こうやって、半乾き時に、製図道具を使って、フリーハンドの曲線を
生かすように、心掛けています。 1枚1枚に想いを乗せて・・・
これからまた、もう一段階、ギアを上げて、頑張ります!!!
2009年03月06日
有田小学校やきもの展
有田には、創業1954(昭和29)年の「紀文鮨」というすし屋がある。
今右衛門の器に盛られる天然もののネタは、活きが良く、大将も気さくで、
店の評判も高い。
よく、仕事やプライベイトのつながりで、外で呑んだり食べたりする事が多いが、
「どうせだったら、地元の美味しい店で呑もう!」
・・・ってノリで結成されたのが、この店で行われる「紀文会」だ!
(ここだったら、歩いて帰れるしね
)
メンバーは、十四代今泉今右衛門氏と、寺内信二氏(李荘窯社長)と、
私、辻聡彦(聡窯代表)のたった3人。
いい店でいい料理をいいメンバーで食すると、
教養のある話?になるんですよね~
・・・なんて紀文会の話は、またの機会にして、
今回は、その紀文鮨で、紀文会を兼ねて?か、
上の3人のメンバーに加え、関係者が勢揃いして行われた、
「第5回 有田小学校やきもの展」の
交流会っていうか、親睦会で、今年の同展の審査ゲスト
照井一玄氏(「うまか陶」照井一玄参照)を囲んでの会!
有田小学校では、平成9年から「伝統文化教育」の一環として、
毎年、1~6年生の全校児童が、1年間を通じて、やきものを作り上げることで
有田の伝統文化や技術を学んだり、個々の感性を磨こうと行われています。
(同校の窯の設備もスゴイ!自動制御還元窯を完備!さすが有田の小学校!)
その完成した児童の作品を一堂に展示して、地域の人たちに見てもらおうと、
5年前からPTA行事で行っているのが、「有田小学校やきもの展」


(写真は2月6日、同展の審査風景)
(「有田小学校ホームページ」有田小ひろばのページより)
私も同校の伝統文化教育委員長という立場で、毎年参加しているんですけど、
「いや~、土で作業する子供たちの表情が、いきいきしてるんですよね!」



(写真は平成18年度、伝統文化教育やきもの実習風景)
(「有田小学校ホームページ」伝統文化のページより)
かえって、私の方が
「果たして自分は、いつも、こんな楽しく土と向き合ってるだろうか?」
・・・と、反省させられます・・・
子供たちには、どんな職業に就いても、有田を離れることがあっても、
生まれ育った伝統文化のこの町を、誇りに思える、
郷里を好きと言える大人になって欲しいなぁ、と思います
(同展の記事は「広報ありた」3月号の「まちの話題」コーナーにも
掲載されています。)
(注)写真は、有田小学校様のご了承を頂いた上で、掲載しております。
今右衛門の器に盛られる天然もののネタは、活きが良く、大将も気さくで、
店の評判も高い。
よく、仕事やプライベイトのつながりで、外で呑んだり食べたりする事が多いが、
「どうせだったら、地元の美味しい店で呑もう!」
・・・ってノリで結成されたのが、この店で行われる「紀文会」だ!
(ここだったら、歩いて帰れるしね

メンバーは、十四代今泉今右衛門氏と、寺内信二氏(李荘窯社長)と、
私、辻聡彦(聡窯代表)のたった3人。
いい店でいい料理をいいメンバーで食すると、
教養のある話?になるんですよね~

・・・なんて紀文会の話は、またの機会にして、
今回は、その紀文鮨で、紀文会を兼ねて?か、
上の3人のメンバーに加え、関係者が勢揃いして行われた、
「第5回 有田小学校やきもの展」の
交流会っていうか、親睦会で、今年の同展の審査ゲスト
照井一玄氏(「うまか陶」照井一玄参照)を囲んでの会!
有田小学校では、平成9年から「伝統文化教育」の一環として、
毎年、1~6年生の全校児童が、1年間を通じて、やきものを作り上げることで
有田の伝統文化や技術を学んだり、個々の感性を磨こうと行われています。
(同校の窯の設備もスゴイ!自動制御還元窯を完備!さすが有田の小学校!)
その完成した児童の作品を一堂に展示して、地域の人たちに見てもらおうと、
5年前からPTA行事で行っているのが、「有田小学校やきもの展」


(写真は2月6日、同展の審査風景)
(「有田小学校ホームページ」有田小ひろばのページより)
私も同校の伝統文化教育委員長という立場で、毎年参加しているんですけど、
「いや~、土で作業する子供たちの表情が、いきいきしてるんですよね!」



(写真は平成18年度、伝統文化教育やきもの実習風景)
(「有田小学校ホームページ」伝統文化のページより)
かえって、私の方が
「果たして自分は、いつも、こんな楽しく土と向き合ってるだろうか?」
・・・と、反省させられます・・・

子供たちには、どんな職業に就いても、有田を離れることがあっても、
生まれ育った伝統文化のこの町を、誇りに思える、
郷里を好きと言える大人になって欲しいなぁ、と思います

(同展の記事は「広報ありた」3月号の「まちの話題」コーナーにも
掲載されています。)
(注)写真は、有田小学校様のご了承を頂いた上で、掲載しております。
2009年03月05日
現代工芸美術九州会
1日の日曜日に、熊本まで運転しているとこを
ブロガーさんに見られてしまいましたので。。。(笑)
今日は、その話を少し!
来たる3月26日~4月4日まで、東京都美術館(上野公園内)で、
第48回 日本現代工芸美術展 が、開かれます。

私はその社団法人、現代工芸美術家協会に
所属(本会員)しておりまして・・・
(参照:「現代工芸美術家協会」公式サイト)
1日は、その支部にあたる「九州会」の、ま、いわゆる勉強会だったんです。
上記展に向けて、完成した作品を持ち寄り、今後の制作ステップアップのために
アドバイスや感想を頂いたり、意見交換をしたりするわけです。

(3月1日:現代工芸美術九州会の研究会にて)
この「現代工芸九州会」は、
あの、天目で有名な (故)青木龍山先生(文化勲章)らが発足し、
今では、陶器、磁器、人形、染織、七宝、金属、竹、紙など、
数多くのジャンル、九州の各県からの作家らで、構成されています。
日展でも活躍されている作家の多くが、この協会に所属しています。
現会長は、龍山先生のご子息にあたり、青磁の世界を追求されている
青木清高先生です。
私の父(故)辻毅彦も生前、青木龍山氏とともに、同九州会を立ち上げ、
私ら次世代の作家らにもその精神は引き継いでいっております。
そのあたりの詳細は、青木龍山開書「陶心一如」(荒巻喬)
という本の中にも書かれていますので、機会がございましたら、是非!
現代工芸の話は、このブログの中でも今後もちょくちょく出て来るでしょう!
ブロガーさんに見られてしまいましたので。。。(笑)
今日は、その話を少し!
来たる3月26日~4月4日まで、東京都美術館(上野公園内)で、
第48回 日本現代工芸美術展 が、開かれます。

私はその社団法人、現代工芸美術家協会に
所属(本会員)しておりまして・・・
(参照:「現代工芸美術家協会」公式サイト)
1日は、その支部にあたる「九州会」の、ま、いわゆる勉強会だったんです。
上記展に向けて、完成した作品を持ち寄り、今後の制作ステップアップのために
アドバイスや感想を頂いたり、意見交換をしたりするわけです。

(3月1日:現代工芸美術九州会の研究会にて)
この「現代工芸九州会」は、
あの、天目で有名な (故)青木龍山先生(文化勲章)らが発足し、
今では、陶器、磁器、人形、染織、七宝、金属、竹、紙など、
数多くのジャンル、九州の各県からの作家らで、構成されています。
日展でも活躍されている作家の多くが、この協会に所属しています。
現会長は、龍山先生のご子息にあたり、青磁の世界を追求されている
青木清高先生です。
私の父(故)辻毅彦も生前、青木龍山氏とともに、同九州会を立ち上げ、
私ら次世代の作家らにもその精神は引き継いでいっております。
そのあたりの詳細は、青木龍山開書「陶心一如」(荒巻喬)
という本の中にも書かれていますので、機会がございましたら、是非!
現代工芸の話は、このブログの中でも今後もちょくちょく出て来るでしょう!