2009年03月17日
福島の棚田
今日の紹介作品(陶板)は、福島の棚田です。
佐賀県伊万里市の北西に位置する島(長崎県福島町)にある、
土谷棚田と呼ばれる所をモチーフにしています。
ここの棚田の特徴は、なんと言っても
西の海に沈む夕陽の美しさ
水の張った時期には、夕陽が水面に映えて幻想的!
言葉を無くしてしまうほど!
また、時には朱に映えたり、時には紫に映えたり・・・
そこで、染付陶額
「紫色に映える」(辻聡彦作)という、タイトルにした。

これが不思議と、個展などで全国色んな都市に持っていっても、
多くの方に眼を止めて頂く。
熱心に見られている方々に話を伺うと、必ず
「郷里を思い出す」とか、
「懐かしい気がする」などという返事が返ってくる。
たとえ、その方の故郷が、海に面した所でなくても、
夕陽が海に沈む風景がある郷里でなくても・・・
棚田をはじめ、山や海、自然の風景には、
日本人の心を穏やかにしてくれる・・・・
癒してくれる深い魅力があるのだ、と思う。
(「癒す」という言葉はあまり好きではないが・・・)
タイトルに「福島の棚田」とか、場所を記載していないのも、
それが理由のひとつにある。
観た方が、自分の郷里の風景や、ファーストインスピレーションを、
自由に膨らましてくれた方が、作者の私としては嬉しいかな?
子供の頃、ただ漠然と、当たり前のように背景にあった、
山、棚田、夕陽、ヒグラシの声・・・
今になって、もう一度、耳を、眼を、傾けてみようと思う
佐賀県伊万里市の北西に位置する島(長崎県福島町)にある、
土谷棚田と呼ばれる所をモチーフにしています。
ここの棚田の特徴は、なんと言っても
西の海に沈む夕陽の美しさ

水の張った時期には、夕陽が水面に映えて幻想的!
言葉を無くしてしまうほど!
また、時には朱に映えたり、時には紫に映えたり・・・
そこで、染付陶額
「紫色に映える」(辻聡彦作)という、タイトルにした。

これが不思議と、個展などで全国色んな都市に持っていっても、
多くの方に眼を止めて頂く。
熱心に見られている方々に話を伺うと、必ず
「郷里を思い出す」とか、
「懐かしい気がする」などという返事が返ってくる。
たとえ、その方の故郷が、海に面した所でなくても、
夕陽が海に沈む風景がある郷里でなくても・・・
棚田をはじめ、山や海、自然の風景には、
日本人の心を穏やかにしてくれる・・・・
癒してくれる深い魅力があるのだ、と思う。
(「癒す」という言葉はあまり好きではないが・・・)
タイトルに「福島の棚田」とか、場所を記載していないのも、
それが理由のひとつにある。
観た方が、自分の郷里の風景や、ファーストインスピレーションを、
自由に膨らましてくれた方が、作者の私としては嬉しいかな?
子供の頃、ただ漠然と、当たり前のように背景にあった、
山、棚田、夕陽、ヒグラシの声・・・
今になって、もう一度、耳を、眼を、傾けてみようと思う
