陶都の緑に囲まれて・・・

  

先日から制作過程をお伝えしておりましたが、鹿児島・山形屋の美術画廊で開催される個展に先駆けて、予告宣伝を兼ねまして作品公開を・・・

鹿児島個展用の新作第１弾の作品、題して・・・

　染錦陶額「さくらと桜島」　辻　聡彦　作（２０１１年）

新幹線「さくら」と遠方に噴煙を上げる桜島・・・

もう、細かな説明はいらないと思いますが、九州新幹線全線開業記念に合わせたようなタイミング（汗）で、山形屋画廊に会期中、展示する予定でおります。

全体的に明るくスッキリした色合いに仕上がったので、額縁は重厚感のあるステンレス製のモノが合うような気がします。
会場で壁に納めた際の雰囲気が、今から楽しみになってきました・・・
この機会に、是非会場で！！！

辻聡彦作陶展　～九州散歩・線刻の世界～
６月１５日（水）～２１日（火）まで　山形屋（鹿児島）美術画廊にて！  

鹿児島での個展に向けて、最終の窯が上がりまして、いよいよ搬入への梱包作業に入りますが、新作の陶板の作業過程を、写真で残せたのは、先日の染付け作業と、今日の赤絵（上絵）作業のみ・・・（汗）

・・・というわけで、ちょっとリプレイ！

白磁も染付けの呉須の色も、いい具合に焼きあがったのでホッとしましたが、上絵の色加減で台無しになる事だってありえるので、ここは集中集中・・・
九州新幹線の屋根には、特徴の朱を・・・

さらに、後方の大観覧車にもアクセント・・・
効果バツグン！　絵全体が、かなり締まりました！

さて、注目の仕上がり作品は、明日にでも・・・