陶都の緑に囲まれて・・・

個展の話題でも、こんなに特集を組む事はないのに、気が付けば今回で既に
５連続での記事になる、「急行平戸」のネタです・・・
最後のＲＵＮに、想いを馳せる方は、少ないかもしれませんが、関連記事も
最後になりますので、どうぞお許しを・・・

各地で追っかけて最後の「トリ」として、上有田駅での撮影を終えたんですが、
再度回送として、早岐に向かうと聞き、せっかくなら、別の場所で撮ろう
・・・って決めて、思い浮かんだ場所が、こちらでした

有田の窯元の煙突が立ち並ぶ町並みをバックに、連写モードで撮影
前々から、一度撮ってみたかった場所ではありましたが、交通量が多い
国道沿いという事もあり、これまでなかなかカメラを構えるチャンスが
なかったんですが、この日は、数名の鉄さんが三脚を立てて構えてるのを見て
スペシャルな今日ぐらいは・・・、みたいな気持ちで、一緒にお邪魔させて
頂きました・・・

子供の頃から、当たり前のように近くを走っていた、このキハ５８＆６５も、
たぶんこれで見納めかと思うと、鉄道ファンならずとも、どこかロンリーな
気分になり、ファインダー越しよりも、しっかりと目に焼き付けようという
思いで、このカラーリング、ディーゼルのエンジン音、風、匂い・・・

通り過ぎるわずか数秒間に、五感を働かせながら、しっかり感じました

ＳＬ、機関車、ブルートレイン、ディーゼル、そして今・・・
時代はどんどん便利な方へ変わってしまうけど、忘れようとしていた
懐かしい少年時代を、この日は、より強く思い出す事ができました

さよなら「急行平戸」
そして、各地でお会いした関係者の皆様、素敵な時間を共有できた事、
大変嬉しく思いました
ありがとうございました・・・

伊万里保線区さんの文言を引用させて頂いて・・・、
やはり、脳内ＢＧＭは、「時代」か「少年時代」でお願いします・・・
　（参照記事：「感傷＠伊万里駅」趣味の合間の趣味より）