2011年11月06日
陶壁画披露!「白川の学び舎」
準備期間から1年あまり、ついにこの日を迎える事ができた・・・
有田小学校140周年記念式典当日(11月6日)!

私自身にとっても、この一大事業の掲示板陶壁画の完成&御披露目は、感慨深いものとなった・・・(#^.^#)

朝は激しい雨に見舞われたが、除幕式の頃には空もすっかり晴れ渡り、多くの方々に手伝ってもらって出来上がったこの作品を、多くの方々に見守られながら披露できたのは、作家冥利につきる・・・

今までも、各地で壁画制作の仕事をしてきたが、自分自身が生まれ育った有田の地に、想い出いっぱい詰まったこの「白川の学び舎」に、自分の分身(足跡)を残せる喜びを、今ひしひしと噛み締めている・・・

何より、校舎を取り囲む満開の桜の花びらを、この学校の全児童が楽しそうに描いてくれて、子供たちとの合作という形を取れた事で、私にとっても、またひとつ素敵な想い出が出来ました・・・(*^^)v

(写真は左より、篠原委員長、宮崎校長、田代町長、木本(前)教育長、金丸教育長、私(辻)、寺内PTA会長)

(写真は左より、吉永(前)(同校)教諭、深川(前)校長、私、古賀(前)教頭)
そして、今回の制作で関わってくれた寺内PTA会長はじめ、陶都有田が誇る匠の仲間たち、本校の先生方に、この場を借りて深く感謝いたします!

(追伸)
記念式典の様子や陶壁画の詳細は、写真整理を済ませた後に・・・m(_ _)m
有田小学校140周年記念式典当日(11月6日)!

私自身にとっても、この一大事業の掲示板陶壁画の完成&御披露目は、感慨深いものとなった・・・(#^.^#)

朝は激しい雨に見舞われたが、除幕式の頃には空もすっかり晴れ渡り、多くの方々に手伝ってもらって出来上がったこの作品を、多くの方々に見守られながら披露できたのは、作家冥利につきる・・・

今までも、各地で壁画制作の仕事をしてきたが、自分自身が生まれ育った有田の地に、想い出いっぱい詰まったこの「白川の学び舎」に、自分の分身(足跡)を残せる喜びを、今ひしひしと噛み締めている・・・

何より、校舎を取り囲む満開の桜の花びらを、この学校の全児童が楽しそうに描いてくれて、子供たちとの合作という形を取れた事で、私にとっても、またひとつ素敵な想い出が出来ました・・・(*^^)v

(写真は左より、篠原委員長、宮崎校長、田代町長、木本(前)教育長、金丸教育長、私(辻)、寺内PTA会長)

(写真は左より、吉永(前)(同校)教諭、深川(前)校長、私、古賀(前)教頭)
そして、今回の制作で関わってくれた寺内PTA会長はじめ、陶都有田が誇る匠の仲間たち、本校の先生方に、この場を借りて深く感謝いたします!

(追伸)
記念式典の様子や陶壁画の詳細は、写真整理を済ませた後に・・・m(_ _)m
2011年10月26日
お陰様で17年連続
明後日(28日)から六本木の国立美術館で開催される、第43回「日展」の工芸美術部門(12月4日まで)・・・。
お陰様で17年連続の入選をする事ができました。
今回の出品作品は、独自の線刻とフリーハンドの筆による呉須との調和を狙ったもの!

染錦金彩花器「疾風」 辻 聡彦 作(2011年)
疾風というタイトルのように、力強く吹き降ろす風のイメージ・・・
そんなわけで、先週、高松の長期出張を終え、自宅でホッとする間もなく、明日から急遽、日展開会の関連行事に出席するため、また東京行きです・・・(汗)
何かと慌ただしい秋のスケジュールですが、自分自身は意外と楽しみながらやっとりますので・・・(^^ゞ
今回は3日間ですが、元気にいってきま~す!
ブログはまた数日休みになりそうですが、東京滞在中はFacebookの方で、近況報告を・・・m(_ _)m
お陰様で17年連続の入選をする事ができました。
今回の出品作品は、独自の線刻とフリーハンドの筆による呉須との調和を狙ったもの!

染錦金彩花器「疾風」 辻 聡彦 作(2011年)
疾風というタイトルのように、力強く吹き降ろす風のイメージ・・・
そんなわけで、先週、高松の長期出張を終え、自宅でホッとする間もなく、明日から急遽、日展開会の関連行事に出席するため、また東京行きです・・・(汗)
何かと慌ただしい秋のスケジュールですが、自分自身は意外と楽しみながらやっとりますので・・・(^^ゞ
今回は3日間ですが、元気にいってきま~す!
ブログはまた数日休みになりそうですが、東京滞在中はFacebookの方で、近況報告を・・・m(_ _)m
2011年09月17日
神田川の風景
ついに出来ました!
長い間、ずっーと作品にしたかった、御茶ノ水駅前の風景・・・

染錦陶額「神田川の風景」(仮称) 辻 聡彦 作(2011年)
淡い緑色のぼかしと、奥に続く神田川の奥行き感が、構図がいいのも手伝って、いい雰囲気に仕上がったと自負している・・・(汗)
何度もいうが、縦横に交差する中央線&丸ノ内線と、渓谷のようになった神田川の構図が絶妙な、個人的にも大好きな風景だ・・・
まだ、窯から上がったばかりの未発表作品なので、このタイミングでお見せするかどうか、迷ったのだが・・・
11月23日からの和光展には、一般に広く初披露する予定!
その節は是非会場で、写真では伝わらない線刻が織り出す立体感を、ご体感頂ければ幸いです・・・
長い間、ずっーと作品にしたかった、御茶ノ水駅前の風景・・・

染錦陶額「神田川の風景」(仮称) 辻 聡彦 作(2011年)
淡い緑色のぼかしと、奥に続く神田川の奥行き感が、構図がいいのも手伝って、いい雰囲気に仕上がったと自負している・・・(汗)
何度もいうが、縦横に交差する中央線&丸ノ内線と、渓谷のようになった神田川の構図が絶妙な、個人的にも大好きな風景だ・・・
まだ、窯から上がったばかりの未発表作品なので、このタイミングでお見せするかどうか、迷ったのだが・・・
11月23日からの和光展には、一般に広く初披露する予定!
その節は是非会場で、写真では伝わらない線刻が織り出す立体感を、ご体感頂ければ幸いです・・・
2011年09月10日
屋島を望む
今週は、会期を1ケ月を前に控えての最終打ち合わせや作品の説明会などで、高松に行ってきたが、撮ってきた写真は、道中の「鉄」ネタが多いので、そのあたりは、後日編集を経て、ぼちぼちお見せするとして・・・(汗)
今日は、その高松三越美術画廊で10月11日より行われる「辻聡彦作陶展」の案内状に掲載される作品をご紹介・・・

染錦陶額「屋島を望む」 辻 聡彦 作 (2011年)
JR高松駅そばにあるビルの高台から見た、高松港の風景・・・
遠方には、台形の形をした高松市民からも愛されている「屋島」を望みます。
今週の説明会で初披露となったこの作品だが、「線刻」という独自の技法の面白さも手伝い、思った以上に関心を寄せて頂いたようで、来月の会期で一般の皆様に見て頂く前に、まずまずの手応えを感じた次第です・・・
ぼかしの具合も良くできたようで、いい遠近感と奥行きが生まれました(嬉)
最終的な作品構成も見えてきて、今から会期が待ち遠しくなりましたね~・・・(#^.^#)
今日は、その高松三越美術画廊で10月11日より行われる「辻聡彦作陶展」の案内状に掲載される作品をご紹介・・・

染錦陶額「屋島を望む」 辻 聡彦 作 (2011年)
JR高松駅そばにあるビルの高台から見た、高松港の風景・・・
遠方には、台形の形をした高松市民からも愛されている「屋島」を望みます。
今週の説明会で初披露となったこの作品だが、「線刻」という独自の技法の面白さも手伝い、思った以上に関心を寄せて頂いたようで、来月の会期で一般の皆様に見て頂く前に、まずまずの手応えを感じた次第です・・・
ぼかしの具合も良くできたようで、いい遠近感と奥行きが生まれました(嬉)
最終的な作品構成も見えてきて、今から会期が待ち遠しくなりましたね~・・・(#^.^#)
2011年07月07日
駅前通りより
12日からの東京出張を前に、鹿児島での個展で発表した作品を、もう一点!

染錦陶額「駅前通りより」 辻 聡彦 作 (2011年)
このアングルはズバリ、鹿児島中央駅のビルから見た風景です。
作品タイトルには、「鹿児島中央駅より」でも良かったんですが、漠然と駅前通りとして、見られた方に「何処からの眺めかな~?」って、少し考えてもらおうという主旨で、題名をオブラードに包んでみました・・・(汗)
今年の九州新幹線全線開業で、今まで以上に活気と賑わいが出てきたこの鹿児島の玄関口ですが、この作品の元となるスケッチは、実は2年前にここを訪れた時・・・
駅前の代表的な、桜島を背景にしてそびえ立つ「若き薩摩の群像」の銅像や、画面左にある黄色い看板のビル(実はダイエーですが・・・汗)は健在ですが、奥に延びる通りの左に見える建物などは、近年の再開発で無くなっていたようでして・・・
山形屋での個展会場でも、この作品の前に立ち止まって、「今はこんな風になってる」とか、「そうそう、桜島はシルエットで見える時にはこう見える」などと、ご高覧の皆様の話題になっているようでした・・・
それにやっぱり、路面電車が街に通ると、絵になるんですよね~
ちなみに、駅前にあるこの「若き薩摩の群像」の銅像・・・
後でネットで調べたところ、幕末に鎖国の国禁を破ってイギリスに渡り、その後日本の近代化に大きな役割を果した、19名の薩摩藩英国留学生を讃える17体(2名は薩摩出身ではなかったため)の像だそうです。

染錦陶額「駅前通りより」 辻 聡彦 作 (2011年)
このアングルはズバリ、鹿児島中央駅のビルから見た風景です。
作品タイトルには、「鹿児島中央駅より」でも良かったんですが、漠然と駅前通りとして、見られた方に「何処からの眺めかな~?」って、少し考えてもらおうという主旨で、題名をオブラードに包んでみました・・・(汗)
今年の九州新幹線全線開業で、今まで以上に活気と賑わいが出てきたこの鹿児島の玄関口ですが、この作品の元となるスケッチは、実は2年前にここを訪れた時・・・
駅前の代表的な、桜島を背景にしてそびえ立つ「若き薩摩の群像」の銅像や、画面左にある黄色い看板のビル(実はダイエーですが・・・汗)は健在ですが、奥に延びる通りの左に見える建物などは、近年の再開発で無くなっていたようでして・・・
山形屋での個展会場でも、この作品の前に立ち止まって、「今はこんな風になってる」とか、「そうそう、桜島はシルエットで見える時にはこう見える」などと、ご高覧の皆様の話題になっているようでした・・・
それにやっぱり、路面電車が街に通ると、絵になるんですよね~
ちなみに、駅前にあるこの「若き薩摩の群像」の銅像・・・
後でネットで調べたところ、幕末に鎖国の国禁を破ってイギリスに渡り、その後日本の近代化に大きな役割を果した、19名の薩摩藩英国留学生を讃える17体(2名は薩摩出身ではなかったため)の像だそうです。
2011年07月05日
磯庭園より
6月の鉄ちゃん月間みたいな月が終わったものの、落ち着く間もなく、早くも来週から東京(西武池袋本店)&大阪(なんば高島屋)での個展が続く今月・・・(汗)
作陶の制作過程を撮る暇もなく、ブログもお休みがち・・・
・・・そんなネタが少ない時の作品紹介・・・(大汗)
鹿児島での個展を振り返るべく、2011桜島陶額シリーズの第3弾!

染錦陶額「磯庭園より」 辻 聡彦 作(2011年)
桜島を眺めるなら高台の長島美術館からや城山から・・・、また大隈半島や霧島から・・・、色んな角度からの姿に、飽きが来ないが、観光名所でもあるここ磯庭園から望む桜島も、カッコイイ・・・
庭園の中から見られる方は多くいらっしゃいますが、意外と少し上がった高台からの眺めは、錦江湾も望め、開放的なアングルで素敵です。
海岸線沿いの日豊本線(竜ヶ水駅のそばになりますが・・・)には、今は引退したカラフルな「KIRISHIMA & HYUGA」485系を、わざと小さくさりげなく配置して、シンプルな色使いの中にアクセントを持たせました・・・
人や乗り物を絵の中に登場させる事で、絵に動きを持たせる事ができるんですよね~
(・・・とか言って、列車を描きたくなるのはやはり「鉄」の性(さが)・・・汗)
この作品、鹿児島の山形屋での個展でも、1番人気ではなかったのかな?
好まれる方が非常に多かったようです・・・
作陶の制作過程を撮る暇もなく、ブログもお休みがち・・・
・・・そんなネタが少ない時の作品紹介・・・(大汗)
鹿児島での個展を振り返るべく、2011桜島陶額シリーズの第3弾!

染錦陶額「磯庭園より」 辻 聡彦 作(2011年)
桜島を眺めるなら高台の長島美術館からや城山から・・・、また大隈半島や霧島から・・・、色んな角度からの姿に、飽きが来ないが、観光名所でもあるここ磯庭園から望む桜島も、カッコイイ・・・
庭園の中から見られる方は多くいらっしゃいますが、意外と少し上がった高台からの眺めは、錦江湾も望め、開放的なアングルで素敵です。
海岸線沿いの日豊本線(竜ヶ水駅のそばになりますが・・・)には、今は引退したカラフルな「KIRISHIMA & HYUGA」485系を、わざと小さくさりげなく配置して、シンプルな色使いの中にアクセントを持たせました・・・
人や乗り物を絵の中に登場させる事で、絵に動きを持たせる事ができるんですよね~
(・・・とか言って、列車を描きたくなるのはやはり「鉄」の性(さが)・・・汗)
この作品、鹿児島の山形屋での個展でも、1番人気ではなかったのかな?
好まれる方が非常に多かったようです・・・
2011年06月21日
桜島夕景~路面電車の走る風景~
今回の山形屋個展に向けた、桜島陶額シリーズ?第2弾!

染錦陶額「桜島夕景」 ~路面電車の走る風景~
辻 聡彦 作(2011年)
2年前の取材時から、なんとか桜島の夕陽と路面電車とのコラボを頭の中に描いてきたが、これが市内色んな場所を車で回っても、なかなか意外とお目にかかれない・・・(汗)
そんな中、やっとの思いで見つけた辻聡彦チョイスのベストポジション・・・???
こういう1日の中の1コマの情景を探してました!
どことなく静かな、それでいてなんとなくレトロ感の漂う(現代の風景ですが・・・)風景は、ぜひとも作品にしたかった、今回お気に入りの作品のひとつです!
こんな風景、全国の色んな場所でまた出会いたいものですね!

染錦陶額「桜島夕景」 ~路面電車の走る風景~
辻 聡彦 作(2011年)
2年前の取材時から、なんとか桜島の夕陽と路面電車とのコラボを頭の中に描いてきたが、これが市内色んな場所を車で回っても、なかなか意外とお目にかかれない・・・(汗)
そんな中、やっとの思いで見つけた辻聡彦チョイスのベストポジション・・・???
こういう1日の中の1コマの情景を探してました!
どことなく静かな、それでいてなんとなくレトロ感の漂う(現代の風景ですが・・・)風景は、ぜひとも作品にしたかった、今回お気に入りの作品のひとつです!
こんな風景、全国の色んな場所でまた出会いたいものですね!